長尺の番組映像を投げ込むだけで、構成案・シーン選定・テロップ作成まで自動で組み上げてSNS向けの短尺動画にする。生成後も「テロップを黄色に」といったチャット指示で直せる。各局から28チームが参加した中で頂点に立った。
放送局が集まる場で、番組の切り出しという編集現場そのものを対象にした点がまず強い。審査する側が毎日その作業をしているので、価値の説明が要らない。もう一つ効いたのは、生成して終わりにしなかった設計だろう。テロップを黄色に、といったチャット指示で後から直せるということは、AIの出力をそのまま放送に出すのではなく、人が最後に手を入れる前提で作られているということだ。制作物の責任を人が持つ現場では、この割り切りの方が受け入れやすい。28チームの中で最優秀に選ばれた理由は、この現場感覚にあると考えられる。
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